先日、某テレビ番組でも紹介された微小血管狭心症。更年期の女性に多い病気であるとも言われていますが、現代のようなストレス社会では若い女性にも多いようです。微小血管狭心症の症状、治療法などを掲載。
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微小血管狭心症の症状は「胸がキューっと締めつけられるような痛み」「耳の下から奥歯にかけてが痛む」「喉から胸に棒を突っ込まれたような痛み」「背中やみぞおちが痛い」など一般的な狭心症に見られる症状に酷似しています。狭心症の多くは4~5分程で痛みが消えるのに対し、微小血管狭心症の痛みは10~20分、人によっては半日以上続くなんて例もあるようです。痛みの程度もその時々で、「何か少し痛いな」程度のものから、動けなくなってしゃがみこんでしまうほど強い痛みの場合もあるようです。また、狭心症の多くは走った時などに起こりやすい「労作性狭心症」が多いのですが、微小血管狭心症はテレビを見ている時、夜寝ている時など、安静時に起こりやすい様です。痛みが起こる頻度は、だいたい数か月に1回くらいです。痛みを感じて病院へ行こうかと思っていると痛みが消え、しばらく様子をみていると、3か月後位にまた痛みが起きるというのが、最も多いパターンです。人によっては1年に1回しか起こらない人、逆に頻繁に起こるという人もいます。また、微小血管狭心症では運動負荷心電図の検査をしても、まず異常は発見されませんし、心血管造影をしても、冠動脈に狭窄は認められません。そのため「気のせいです」とされてしまう場合が多々あります。
実際に微小血管狭心症の症状に襲われ、痛みが起きた場合の対処法としては「腹式呼吸をしながら安静にして、静かに時が過ぎるのを待つ」のだそうです。随分受け身な対処法の様ですが、腹式呼吸をすると副交感神経が優位になるため、交感神経優位で起こる狭心症の症状は、早くおさまると考えられるのです。治療薬として有効なのは、カルシウム拮抗剤など一部の薬です。これらには、小さな細い血管を拡張させる能力があります。しかし、3か月に1回しか症状の起きない人が長期間薬を服用するのは副作用のほうが心配となるため、病院では薬の服用は勧めません。しかし、症状が頻繁に起きる人には、症状改善のために服用を勧める場合もあるようです。狭心症の一般的な薬「ニトログリセリン」が、微小血管狭心症には効かないのが特徴的です。
微小血管狭心症などの心臓病の治療で効果を挙げている病院に『九州大学大学院医学研究院 循環器内科学』があります。微小血管狭心症などの治療及び検査に最新鋭の医療機器と医療技術をもって、他の病院では見過ごされた病気の発見に効果が上がっているそうです。
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