電気主任技術者とは
電気主任技術者とは、事業用の電気設備・電気工作物の工事と維持・管理・運用に関する監督者で、略して「電験」と呼ばれることもあります。電気事業法では、電気保安のために事業用電気工作物の設置者(所有者)は、電気工作物の工事・維持・運用の保安の監督をさせるために、電気主任技術者を選任しなくてはならないことが義務付けられていますので、電気工作物を扱う事業所では必ず電気主任技術者がいなければなりません。電気主任技術者になるためには資格が必要で、免状の種類により第1種・第2種・第3種の3種類に分かれていて、それぞれ監督できる電気工作物の設備が異なります。「第1種」は、すべての事業用電気工作物(電力会社)。「第2種」は、電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物(発電所・変電所や、大規模な工場やビルなどの大きな電気を使用する事業所)。「第3種」は、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(一般的なビル・工場などの事業所)となります。
電気主任技術者の試験と難易度
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就職に有利で、将来的にも需要は安定していると思われる電気主任技術者の資格ですが、試験の難易度は非常高く、合格率10%前後となっています。試験のレベルは第3種が工業高校、第2種が高専・短大、第1種が大学の電気科を卒業という目安にしています。但し受験資格に制限は無いので誰でも受験することができます。電気主任技術者の試験は、財団法人電気技術者試験センターが全国で年1回実施しています。試験科目は1~3種で共通で、1次試験は4科目の科目合格制です。3種には2次試験はありません。願書申込み受付期間は5月中旬~6月中旬頃まで。申し込みは財団法人電気技術者試験センターのサイトからインターネットでも可能です。試験日程は一次試験が9月上旬頃、二次試験が11月下旬頃です。受験料は、第一種・第二種が12,400円、第三種が4,850円となります。
電気主任技術者の「認定制度」
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薄い箇所を省いており、効率よく勉強できるように工夫されています
工業高校の電気科や大学の工学部電気工学科などの認定校で、所定の科目を習得して卒業し、卒業後に定められた年数以上の実務経験が認められた場合、学歴の科目の一部が免除される「認定制度」があります。申請に際し試験や講習はありません。このように認定された場合は「電験」ではなく「電認」と言うこともあります。認定の資格審査は、実務経験年数と単位取得数にもとづきますが、申請から認定まで時間がかってしまうという問題点があります。一方、事業所にとっては認定制度により電気主任技術者の資格を得た人の方が実務経験があるため実際の業務では安心という側面もあるようです。
2010-02-08 19:41:18更新